Discography

ジャケットイメージ

2nd Album

RECORDS

2001.8.29 on sale
PICZ-1005 ¥2,100(税込)

  1. 7 (seven) 〜overture〜作曲:市川裕一

    アルバムのオープニングを飾るのは7拍子の前奏曲。ギターのアルペジオに絡み合うベース、そしてE. BOWのロングノートでアルバムの扉を開けます。

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  2. ココロニ作詞:田岡美樹/作曲:市川裕一

    テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」エンディングテーマ
    フジテレビフラワーセンターCFソング

    本編の1曲目は3rdシングルのアルバムヴァージョン。1stシングル「BLUE」の流れを汲むサウンドはクルージング・ミュージックとしての要素をたっぷり含んだインディゴ独自のもの。音数が少ないメロディーに感傷的な詞を載せ、乾いた歌声で表現する田岡がそこにいます。今回、高木にはファーストコールのプレシジョン・ベースで再演してもらい、より疾走感が増しました。

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  3. ラベンダーの傘作詞曲:市川裕一

    ふと思いつき、思い出せないほどの短い時間で作った曲が私個人のベストソングの様です、そして今回はこの曲です。純粋なギターオーケストレーションとアコースティックベース、古都鎌倉を詩った詞が皆さんを小旅行へと誘います。サウンドはインディゴ風CS & NかS & Gといったところでしょうか。

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  4. pain作詞:田岡美樹/作曲:市川裕一

    テレビ朝日「ミッドナイトマーメイド」エンディングテーマ

    この曲がインディゴのベーシック。そう言っても納得される方は少ないと思いますが、結成当初に作り上げたこのサウンドは全ての楽曲の基本となっています。地を這う田岡のヴォーカル、うねる高木のベース、そして第4のメンバー的存在の加藤雄二氏のオルガンは今も尚重要なファクターです。そしてこの曲がアルバムのハイライトであり次のエピソードの始まりを打鳴らします。単にアーシーなアメリカンロックだけでなくブリティッシュな臭い漂う渾身の5thシングルのアルバムリミックス。

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  5. 恋の女神作詞曲:市川裕一

    WOWOW「全米オープンテニス」イメージソング

    インディゴとしては珍しくシンセのリフで押す曲。モトネタはドゥービー・ブラザースの名曲「WHAT A FOOL BELIEVES」。この曲が収録されたアルバム「M INUTE BY MINUTE」は'78年に発表されグラミー賞を多数受賞した。実は毎回アレンジの時代設定をしていてこの作品が全体のリミットになっています。ロックが不毛だったと言われる80年代突入前のきらめき感が出したかった曲。尚、ドゥービーとマイケル・マクドナルドの話は長くなるのでまたの機会に。

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  6. BEAUTY作詞曲:市川裕一

    トリンプ「天使のブラ」TV-CFソング

    神様つながりのこの曲はトリンプ"天使のブラ"のCMソング。絵コンテの段階からお話しを頂き、映像のイメージに合ったインディゴなりの曲を提供したところ採用された。そんな経緯もあってか私の作家的思考が色濃く出た作品。この曲もドゥービー後期の様なクロスオーヴァー的な要素が強く、高木は東海岸のセッション・ミュージシャンを彷佛させるプレイをし、サックスの正富一成氏が更に彩りを添えています。

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  7. SHE SAID作詞曲:市川裕一

    ギターを弾きながら「彼女が言った〜」と偶然に口ずさんだので、いわゆる"友達もの"で書き上げた秀作。高木も5弦のフレットレスベースでハートウォーミーなプレイをしています。ちなみに彼女とはコーラスでも参加してる田岡の友人でもある兼永みのりさん。詞の内容はあくまでフィクションですが気持ちが入った歌に、余計な穿鑿をしてしまうのは私だけでしょうか。

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  8. HOME TOWN作曲:高木権一

    恒例の高木のペンによるインストゥルメンタル。個人的には一番洋楽的な空気感をもった楽曲だと思います。独特の雰囲気をもったベースのメロディーと加藤氏のウーリッツァーが優れた風景画を思わせる作品にしています。

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  9. 夏のプリズム作詞:田岡美樹/作曲:市川裕一

    正確に言うと3人のコラボレーションはこの曲が最初です。田岡の個人的なデモのために作ってあった曲で、自分で言うのもなんですが良く出来た曲なので今回お蔵入り状態からインディゴで復活させました。

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  10. MELODY作詞曲:市川裕一

    クリエイターと恋愛すると音楽に限らず副産物が残ってしまいがちです、絵画や写真もそうかもしれません。そんな事があったかどうか分かりませんが田岡の歌はせつなくも悲しく胸に響きます。サウンドは70年代のシンガーソングライター的な所を狙っています。後半の加藤氏による白熱のウーリッツァーソロは圧巻の一言。

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  11. 電話作詞曲:市川裕一

    私がこういった16のカッティングものをやると山下達郎、Char両氏の影響を良い意味で屈折しつつ受けているのが分かります。詞は遠距離恋愛の苦悩を赤裸々に綴っています。

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  12. 雨あがり作詞曲:市川裕一

    1stアルバムに収録されている「口紅」の続編。アルバム用に作ったが勇み足でカップリングになってしまい、リアレンジして発表することにしました。田岡の歌とそれを縫う様な高木のフレットレスベースは「それだけ」でも聴けるインディゴの定番。

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  13. BRANDNEW DAY作詞:田岡美樹&市川裕一/作曲:市川裕一

    TBS系-TV全国ネット「新 ウンナンの気分は上々。」エンディング・テーマ

    インディゴにしては珍しく難産だった4thシングル。アレンジやキーの変更、詞の差し替えと色々ありましたが結局は田岡のピースフルな歌声で全て解決しました。スティービー・ワンダーのグルーヴにシカゴの「SATURDAY IN THE PARK」を乗せた感じでしょうか。勿論アルバムヴァージョン。

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  14. ココロニ 〜reprise〜

    最後は田岡の言葉で締めてもらいましょう、そして皆さんのココロニ響いたのはどの曲でしたか。

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気が付くと幾つかの季節がめぐり、幾つかの曲が生まれていた、RECORDSと言うタイトルはそこから思いつきました。そこには出会いや別れもあり、インディゴの感じたものや記憶の断片が楽曲として表現されています。セルフレコーディングという自由な環境で創られた楽曲達は忘れかけた何かを感じてもらえるでしょう。そして誰にでも訪れる季節の変わり目を、このRECORDSと共に過ごしてもらえたら幸せです。 (市川裕一)