Discography

ジャケットイメージ

3rd Album

sound of fragrance

2002.9.26 on sale
PICZ-1009 ¥2,625(税込)

  1. 永遠の愛作詞曲:市川裕一

    TBS「どうぶつ奇想天外!」エンディングテーマ

    バカラック的“パパッパッパー”が新生インディゴとしてのスタートを告げる軽やかなナンバー。曲そのものが完成したのは、一年半以上も前のことだが、曲のテンポや田岡のヴォーカル・スタイルなど、何度もリ・アレンジを繰り返す中で、原曲とはかなり違った印象に。また、今回からレコーディング・メンバーとして新しく加わった石井シンタロウのトランペットも、この曲におけるアクセントの一つになっている。

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  2. DRIVE作詞曲:市川裕一

    デビュー曲『BLUE』を書いて以来、ずっと市川を悩ませ続けてきた“『BLUE』超えの試練”。それをようやく彼方へと追いやることが出来た曲。形になる前から“イケる”という直感があり、作業のほとんどは市川の“頭の中だけで”済ませたという(!)。ちなみに、スタッフの間では“これを1曲目に”という案もあったそうだが、“1曲目としてはちょっとカッコ良すぎる”という理由から、あえて2番バッターに指名。イメージ的には“田岡美樹的プレイバックpart2』”。ただし、車はポルシェではなく赤いマスタング。首にはスカーフを巻いているというちょっと気丈なイメージ。実際の田岡とのギャップがまた味わい深いところでもある(笑)。

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  3. といかけ (album mix)作詞:田岡美樹/作曲:市川裕一

    27歳という不安定な季節の中で感じた、田岡のリアルな“迷い”と“問いかけ”が、都会の雑踏の中で佇む切ないナンバー。当初は、この曲を書くことで、そういう自分の中のモヤモヤとした想いに決着をつけようと想ったらしいが、結果的には“人生における問いかけは、いくつになっても永遠に続いていくものだ”という普遍の真理を悟ったに過ぎなかった。だが、その真理への理解ことが、彼女にとっては大きな意味を持っていたらしく、レコーディング中、28歳を迎えた彼女は迷いのない凛々しい笑顔を見せていた。シングルとしては地味かもしれないが、田岡の声質の豊かさを改めて堪能できる、実にインディゴらしいナンバーである。

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  4. 素晴らしい明日作詞:田岡美樹/作曲:市川裕一

    市川いわく「『といかけ』と並んで、青春のスタンダード・セットになりうる楽曲」。シングルとしてどっちを出そうか、かなり迷ったとのことだが、こちらは冒頭から思いっきりカーペンターズ(笑)で、遊び度も高い。とはいえ、こういうことが出来るのもちゃんと“曲の力、歌の力があればこそ”。「オリジナルと比べても全然遜色は無いと思ってます(笑)」とは市川の弁。

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  5. 夏の雨作詞曲:市川裕一

    市川の描く歌詞の中で“雨”というシチュエーションが選ばれることは、実に多い。『雨あがり』『ラベンダーの傘』『恋の女神』…タイトルを上げればきりがないが「基本的には恋愛も、雨が降るのも、風が吹くのも、生きていれば必ず起こり得ること。すべては“自然現象”の一部として捉えているので、そういう風景を描写することで逆に、人生とか恋愛事情を描いていけたら」ということらしい。ちなみに今回の雨は「表参道の新緑の下、たまたま降って来た夏の雨」。市川ならではの柔らかな視点が心地良い。

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  6. 月の轍作詞曲:市川裕一

    海の上にポッカリと浮かんだオレンジ色の月。そこから伸びた光が水面にキラキラと映って、本当に“月の轍”のようだったという、市川が実際に見た風景を綴った歌は、“叶わぬ恋”の相手をジッと想って月の轍を眺めるシチュエーション。もちろん、“月の轍”の描写以外はすべてフィクションであるが「聴いた人の解釈の仕方によっては“不倫になる場合もある”」とは市川。いずれにしてもインディゴの“大人部門”を代表する名曲である。

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  7. sound of fragrance作曲:正富一成&市川裕一

    インディゴ恒例の(?)インストゥルメンタル。アナログ盤で言えば、ここまでがA面で、ここからがB面。つまりそのスイッチ的役割を果たしている曲だが、元ネタは、市川が12〜3年前にサックスの正富一成と組んでいたユニットで作った曲。ある意味、レア。そして、要の曲でもある。

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  8. 呼吸しよう!作詞:田岡美樹/作曲:市川裕一

    7曲目の『sound of fragrance』から、9曲目の『キス』までがワン・セット。イメージとしては“映画のサウンド・トラック”のような雰囲気を目指しているが、田岡いわく「歌詞も最初は『アメリ』の世界みたいなヤツを目指していたんだけど、♪前髪おでこの途中、青い目をしたあなたに恋した〜とか書いてるうちに、やっぱり私の雰囲気じゃないよなーと思って(笑)」最終的には現在の歌詞に。そんなわけで、バカラックばりの転調を含んだユニークなサウンドと歌詞のギャップが、微妙なバランスでせめぎあっているインディゴ的ジャズ・ワルツの決定版です。

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  9. キス作曲:市川裕一

    心情情景を細やかに描くことを主とする市川にしては珍しく、ストレートな歌詞だが、やはりこれもメインは“バック・トラックで遊ぶこと”にあるので、歌詞は“あくまでもシャレ”のつもり。ということは、コーラス部分を“chu chu chu…”としたのも?「いや、気付いたときにはそうなってた。きっと小西(康陽)さんだったら確信犯でやるんだろうけど、僕の場合は“マジぼけ”です」とのこと(笑)。ライヴで演ったらきっと楽しそうなナンバー。

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  10. I SAW THE LIGHT作詞曲:TODD RANDGREN

    シングルとは別にアルバムでしか演れないような、ちょっと“意外な感じの曲”をカヴァーしたいという思いから、“男性ヴォーカル”をキーワードに選曲。あれやこれやと悩んだ結果、カヴァー・アルバムの選曲の時にも候補として挙がったことのあるトッド・ラングレンの曲に決定。ボサノヴァちっくなアレンジは、市川がレコーディング中に購入した小野リサのCDの影響。“チャチャチャ”のリフには特に注目しよう。

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  11. STAY作詞曲:田岡美樹

    インディゴとしては初めて、田岡が詞曲を手掛けたナンバー。サビとAメロのみという、ユニークな曲構成はなかなか、狙って作れるものでもないが、市川いわく「この曲で終わるのが最も自然だった」との言葉通り、次章インディゴへの“期待”と“希望”を担うという意味では、実に大きな役割を果たしている。実質的にはアルバムのラストを飾る重要なナンバー。

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  12. といかけ (reprise)作詞:田岡美樹/作曲:市川裕一

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KUNIEKAI

ジャケットイラスト:カンバラクニエさん
http://www.kuniekai.com